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第三十三話⑮ ※※※

Author: 三木猫
last update publish date: 2026-08-10 10:13:00

「と言う訳で、ぜーんぜん乙女ゲームらしき所はなかったんだよね」

出掛ける準備をしていた私をとっ捕まえたママに、

「何事もなく出掛ける前に、どうして『そう』なったのか、きちんと説明なさいっ」

と怒られたので、自室で今までの流れを説明していた私なのです。

「乙女ゲームっぽい所って言うと、滅茶苦茶やらされた立体パズルゲームくらいで」

「…正直、…美鈴達があんな目に合わされた場所でなければ。私もやりたかったわ」

「うんうん。だよね。命の危険とか危なさがないのなら私ももう一度やりたいわ」

二人向かい合って腕を組んで頷く。

「じゃあやっぱり私の予想通り、猪塚くんが一番美鈴を安全にラストまで導いてくれたのね」

「安全、とは言い難い気もするけど。でもそうかもしれないね」

「美鈴の命の危険は限りなく低かったと思うわ」

「鰐に食べられそうになっても?」

「鰐は両生類だから大丈夫よ」

「…確かに」

再び頷き合う。突っ込みは現在不在です。

「それで?」

「ふみ?」

「一番重要なのはここよ。猪塚くんのこと好きなの?」

「………好き、は好きなんだけど…」

ううーん…?

「そう
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    ※ このお話は本編である『乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…』の三十話から続くお話です。まだ本編をお読みで無い方はまずは本編からお楽しみください。「姫。この鎖主体のデザインと、薔薇主体のデザイン、どっちが可愛いと思う?」「んー…、私としては薔薇の方が可愛いと思うんだけどー…、遠目から見てどっちが可愛いと思う?大地お兄ちゃん」「鎖デザインのネックレスと、薔薇デザインのブレスレットー。成程。姫ちゃんが一番可愛いー」「俺もそう思う。姫さんが一番可愛い」「確かに。姫が一番可愛いな」「ちょ、ちょっと三人共っ、デザインの話でしょーっ。私は関係ないでしょーっ。

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